2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

余白の愛

耳鳴りについての物語でありながら、大変に静謐で、すべてが静かに進んでゆく。登場人物は皆、激したり叫んだり喚いたりすることなく、物語としてそれとわかるクライマックスもまたない。とてもとても静かで、うるさい電車の中で読んでいてさえ静寂の中に居…

今週は

仕事をしたり残業したりうなぎを食べたりレンタルDVDを見たりしていました。 ハル・ハートリーは初めて観ましたがなんだかよかったです。小品ですが。次はもう少し長いものが観たい。 マッシヴ・アタックはさすがでした。ものすごいかっこいい。まったく…

自転車人 (Number04(2006.summer)) (別冊山と溪谷) FIGAROjapon 8/5号 「13 (角川文庫)」がまだ届かないので「アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫)」を我慢してまず「余白の愛 (中公文庫)」を読むのです。 ていうかもう地下にユリイカ8月号来てたっぽいなあ…

私は腹がへっているが元気

元気なのかな、会いたいなあ、と思って。ごめんね、びっくりさせたね。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

要するにキューバの演歌なんだが、特に哀しい映画じゃないのにどうして涙が出るのか。 顔に刻まれた年輪と、その豊かな歌声と、弱った足腰と、素晴らしい演奏と、苦しい生活と、美しい景色がないまぜになって、ラム酒で酔った涙腺はすっかりやられた。 彼ら…

自分用メモ

映画 ゲド戦記 ブレイブストーリー 時をかける少女 ハチミツとクローバー パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト M:i:III ローズ・イン・タイドランド キングス&クイーン 美しい人 リトル・イタリーの恋 王と鳥 お散歩 初恋 芸術 若冲と江戸…

ミツバチのささやき

静かな、静かな暮らし。

ちゃんと作れるイタリアン 出来上がり写真よりも作るプロセスの方に重点を置いた紙面構成。細かいコツが詳しく解説されていて、落合さんの手つきを間近で見ているよう。 二つの国の物語 初めて読んだのは小学校高学年か、中学生のころ。そのころは3分冊で、…

名残

帰宅してテレビをつけたら、「デューク」をドラマ化したのに遭遇して、はからずも号泣してしまう。単純だねえ(苦笑) 化けてでも出てくれたらいい。会えるのなら。

あちい!

熱中症になりましたよ! 暑いのはわかってましたがこれほどとは。最高気温36.1℃って体温じゃんそれ、っていう。それに自転車の場合内燃機関は自分の身体ですので、外気温と体温が同じだったら冷却しようがないわけで、体温は上がるいっぽうですよ! 仕事場に…

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週刊サッカーマガジン 中田英寿引退特別号 週刊サッカーダイジェスト 中田英寿引退特集号

心配

杞憂であれば良いが。 動けるなら炊きたて御飯を求めて出掛けるがよろし。 動けぬなら白湯を飲んでしかるのちにメールか電話されたし。定時で上がり次第参上致します。 取り越し苦労ならそれも良し。いずれそのうちお会いしたく存じます。

読み終わってしまいそうなのに、次に読むものがない。いや色々あるのだが、古川日出男がない。「アラビアの夜の種族 (文芸シリーズ)」の文庫が出るのは月末。高くても単行本を買ってしまいそうになるが、文庫のほうがやはり小回りが利く。「13 (角川文庫)」…

沈黙/アビシニアン (角川文庫)

まだ読み終わらない。森の奥深くに居る。日常生活に支障が出るほどに。 私は繭の中に居る。この本と共に。一瞬一瞬に眼を見開き、茫然としながら、世界の変貌の様子を目の当たりにする。 同化しすぎて、自分が無になる。全ては削ぎ落とされる。 抜け殻になる…

舐めるように頁を繰る

今週は早番が多かったので映画を3本観た。 「嫌われ松子の一生」 「ナイロビの蜂」 「間宮兄弟」 どれもよかった。 http://www.geocities.jp/hershey_hase/diary.html に書きました。 「沈黙/アビシニアン (角川文庫)」に嵌っている。耽溺している。じっく…